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まなぞうドットコムです。

駆け出しのフリーランサーと婚約することはそんなにいけないことなのか

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正直、あまり祝福されない婚約でした。

 

「本当に大丈夫?」って、周りの友達はみんなそう言った。

 

 

 

「だって、彼、フリーランサーになったばっかでしょ?」

 

 

 

 

 

二度、「会社員」として失敗した彼

大学卒業とほぼ同時に同棲スタート。彼は人材系のベンチャー企業に新卒として入社。ベンチャーのイメージ通り、毎月高いノルマが課せられた。

働き始めてまもなく、彼に異変が現れ始めました。

 

朝、起きられない。

起きられないというか、ベッドから出られない。

食欲が出ない。

呼吸が苦しいと言う。

 

初め、私は風邪でもひいたのかな、くらいにしか思っていなかったし、休日一緒にいるときもため息ばかり、ネガティブ発言ばかりで、イライラしてしまうこともありました。今思えば、あのとき彼は独りでたくさん悩んでたんだろうなって思います。

 

彼の症状は、だんだん悪化していきました。

出勤しようとすると、吐くようになりました。

私が仕事から戻ると、会社に行けなかった彼がしくしく泣いていました。

そんな日が毎日続くようになりました。

 

 

そのとき、私はこう思っていました。

 

これ、「ツレうつ」じゃん・・・!

 

 

彼は辞職し、学生の頃にお世話になった家電量販店での携帯販売の仕事を契約社員として始めました。携帯の知識があったこと、接客が上手だったこともあり、契約社員ながら業績トップを維持。周囲からは頼られ、新人の教育係なんかも任せてもらっていました。それでも、彼の中には自分が『契約社員』だというコンプレックスがあった。正社員雇用の話ももらっていたみたいだけど、この仕事をずっと続ける気はなかったそうです。

 

そして、転職を決意。

彼は、また人材ベンチャーに就職しました。

話を聞くと、方々の大企業からデキるエリートな奴らが集まった系の会社(?)で、会社の方針で21時完全退社が徹底されていたものの、彼は仕事を家に持ち帰り、まるで何かに取り憑かれたように毎晩遅くまで家で仕事をしていました。

私は、嫌な予感がしていました。

こんなペースで 仕事をしてたら、また彼が壊れてしまう。

 

嫌な予感は的中しました。

私は、家にいるときは仕事のことは忘れてリラックスしようよ、と話してたけど、彼は止めることができませんでした。そして、また少しずつ、彼の心と体に異変が現れ始めました。

 

でも、今回は彼も私も「このままじゃまずい!」と思った。たくさんの話し合いを重ねて、辞職することにしました。転職して約1ヶ月後の決断でした。

 

そして、私はニートの彼にプロポーズされた。

 

ニートは、フリーランサーとして生きていく道を選んだ。

 

 

彼は今、千葉・金谷のまるもでフリーランスの修行中。

仕事やライフスタイルの価値観が似ている人たちがたくさん集まった環境で、試行錯誤しながらも楽しみながら働いています。

私も「まるも」に2回ほど遊びに行きましたが、まるもで出会ったフリーランサーたちはみんな自分の人生を自分の力で豊かにしようとしてた。

 

日々言われたとおりのノルマをこなし、頭のカタい上司や使えない部下のグチを言いながらアホみたいに残業し、華金には浮かれ、日曜の夜には翌日の仕事のことを考えて憂鬱になる。そんな会社員なんかより、よっぽど彼らのほうが素敵だな、と感じました。

 

 

そんな彼と婚約することはそんなにいけないことなのでしょうか。

 

 

婚約を報告したとき、友人や上司たちは全員が笑顔で祝福してくれるわけではなかった。「おめでとう」の次には、「でも、ほんとうに大丈夫?」という言葉が続いた。

 

 

「ほんとうに大丈夫?」 って、何?

 

心配してくれているのはわかります。

ありがたいとも思います。

 

でも、心配のタネって「お金」でしょ?

駆け出しのフリーランサーは収入が不安定で、社会的にも守ってくれるものがない。

じゃあ、高収入の男性と結婚しないと幸せになれないの?

フリーランサーは収入が安定するまで結婚してはいけないんですか?

そんなのぜったい間違ってる。

 

愛だけでは結婚はできないというけれど、お金や社会的地位やブログのpv数だけでも結婚はできないでしょう。二度、会社を辞めたのが心配だと周りが言うなら、二度の挫折を経験したからこそフリーランスという道を選ぶことができたんだと私は逆にほめてあげたい!(笑)

 

のろけとかそういうのでもなんでもなく、私は彼のことが今も変わらず大好きだし、婚約だって盲目的に約束したんじゃない。周りが心配しているようなことはぜんぶ覚悟の上で一緒に生きていこうって決めました。不安なんて1ミリも感じてない。むしろ、これから嬉しいことも辛いことも共有できることが楽しみでしょうがない。フリーランサーは自分の生き方に縛りがないから、そのぶん思いもよらない出来事が起こりそうでなんだかワクワクしてきます。そのほうが人生ぜったいおもしろい。

 

 

私のことを心配してくれるのはありがたいけど、

そんな同情の目で言うお祝いの言葉ならノーサンキューなのであります。

 

 

同情するなら金をくれ。(けっきょく金かーい)