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まなぞうドットコムです。

カップルで世界一周するメリットとデメリットを彼女視点から語る

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当時、私が大学2年生、現在の婚約者である彼が大学3年生の冬でした。

付き合い始めてまだ2週間という、嬉し恥ずかし初々しい時期に、

突然彼が言い放った。

「俺、ちょっと世界一周してくるわ。」

 

 

 

 

せ、せかいいっしゅうぅぅ?

居酒屋のトイレによく貼ってある、アレですか?

 

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http://peaceboat.org/home.html)※実際にはピースボートには乗っていません。

 

 

またまたお冗談を……と思いつつ、

目をキラキラ輝かせて語る彼の世界一周の計画に夢中になった。

 

翌年、彼は世界に飛び出した。

 

そして、アジアを小周りして帰ってきた。

もう一度言う。

アジアを小周りして帰ってきた。

 

 

彼がアジアを小周り(何回言うねんw)している間、彼はメールやスカイプで旅の話をたくさんしてくれました。日本では経験できないような、面白くて刺激的な話ばかりだった。いつしか私は「もしも自分が世界一周したら……」と夢見るようになり、その思いはどんどん強くなっていきました。

 

帰国した彼は、世界一周を諦めきれていませんでした。

「来年、もう一度世界一周にチャレンジする!」

 

そんな彼に、私は胸に秘めた思いを打ち明けます。

「私も世界一周したい。」

 

こうして私たちはカップルで世界一周することとなったのです!

 

 

ルールを決めた。「二人旅ではなく、ふたつの一人旅にすること」。

楽しい観光旅行なら、結婚してから行けばいい。

自分の行きたいところ、やりたいことを尊重し、

お互いの世界一周が学び多き旅になるようにと話し合っていました。

結果、私たちの世界一周の旅は出発から2ヶ月後のヨルダン・アンマンで別れ、それぞれ行きたい国を旅し、その2ヶ月後にドイツ・フランクフルトで再会することになります。

 

そんなこんなで前置きが長くなりましたが、185日間の旅を経て感じた「カップルで世界一周するメリットとデメリット」について、彼女視点からお送りします。彼氏視点ではまた違ってくるのかな?

そのうち婚約者の彼が書いてくれるかもしれません(笑)

 

カップルで世界一周するメリット

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①楽しいことは2倍、悲しいことは半分

世界一周に限ったことではないのですが、

やはり好きな人と旅をする最大のメリットだと思います!

 

カンボジアの学校建設ボランティアにかかわり子どもたちと泥んこになって遊んだこと、ホームステイ先で子どもたちに折り紙を教えたこと、イスラエルの死海でビーチフラッグしたこと、豆ばっかり食べる人種に出会い私たちも毎日豆ばっかり食べていたこと、イースター島で見た流れ星、ウユニ塩湖の鏡張りの世界……

日本ではなかなか味わえないような景色や経験を彼と共有できました。

 

また、旅にトラブルはつきもの。エジプトでPCを紛失したときも、ブラジルで強盗に遭ったときも、インドで下痢が止まらなくなったときも、96時間ぶっ通しでバスで南米大陸を移動し精神崩壊しかけたときも、もし一人だったら帰国してたかもしれない。でも彼と一緒だったから、トラブルも笑い飛ばすことができました。

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②女一人旅より「安全」に、男一人旅より「お得」に旅ができる

女の一人旅では、夜道をひとりで歩くのはなかなか勇気の要ること。

でも、街だって夜には夜の顔がある。

せっかく来たんだから、夜のムフフな雰囲気も味わってみたいものです。

私は、彼が一緒だったときは安心して昼も夜もあちこち散歩し、バンコクの夜の歓楽街もよく歩き回っていました。何気なく入ったお店で、おっぱい丸出しの女の子たちがポールダンスでお出迎えしてくれたときは、二人して「なるほど」と妙に納得しそっと立ち去りましたが、それも今ではいい思い出です。

ヨルダンで彼と別れ、正真正銘の一人旅になった途端、声をかけてくる怪しげな人のなんとまあ多いこと。男の人から声をかけられる頻度が体感として5倍くらいに増えました。中には「ちょっと脚触ってみたいんだけど、いいかな?」と事前に許可を取ろうとする丁寧なおじさまもいました。丁重にお断りしました。

 

また、男性側にもメリットがあります!

それは、女性のほうが値切り交渉の成功率が圧倒的に高いということ。

彼が値切ろうとしてもまったく乗ろうとしないインド人。そこで「お色気作戦」!(笑)無い色気をこれでもかと絞り出し、私がインド人の肩をつんつんしてウインクすると、あっさり半額になった。そんな経験が何度もありました。

彼女をそんなふうに利用するだなんて……!と思われそうですが、みんなが笑顔になってお得に旅できるので結果オーライ!

 

 

③物の貸し借りやシェアができる

「重力」はバックパッカーの敵です。

雨の日も風の日も病める時も健やかなる時も下痢の時も入国拒否された時も、10kg以上あるバックパックを背負って長時間歩くわけですから。

 

洗濯洗剤(旅中の洗濯は基本手洗い!)、ノートパソコン、替えのスニーカー(基本ビーサン)、長距離移動の際には2Lペットボトルの水(飲用、トイレ用、最悪お風呂代わり)、だんだんと増えていくお土産や思い出の品たち……本っっっ当に重いんです。ボリビアで完全に勢いだけで弾けもしないギターを買ったときは心の底から後悔しました。

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パッカーのバイブル「地球の歩き方」も、やはり何冊も持ち歩くと当然重い。

ドイツでとうとうバックパックの重さに耐えきれなくなり、発狂しながら地球の歩き方の不要なページを破り捨てて断捨離したのはこの私です。(ごめんなさい)

       

 

でも、カップルで行くことで物の貸し借りやシェアができたりする。

彼が目を離した隙に重たい物をこっそり彼のバックパックに忍び込ませることもできる。(にんまり)

 

 

④相手のことをより深く知ることができる。そう、うんちの色までも。

旅という非日常の世界にいると、その人の人となりというか本性が現れます。相手の長所も短所も知った上で続く愛は本物?

ちなみに、彼がカンボジアで食中毒になり下痢が止まらなくなったときに、うんちにまみれた彼のパンツを手洗いしましたが今でも彼のことが大好きです。紛れもなく本物の愛であることがわかりますね。うんうん。感謝しろよ。

 

 

⑤病気や怪我をしたとき助けてくれる

これはスーーーーパーーーー心強い。

私はボリビアで、突然カメよりものろいスピードでしか歩けなくなるという謎の症状に見舞われました。意識ははっきりしているのに、体が動かない。なんとも表現しづらいのですが、私このままだんだん薄くなって消えてしまうんじゃないかって感覚で、言いようのない不安が襲ってきました。(たぶん高山病?)

そんなとき、求めるのは医者とお母さんの次に彼氏。

支えてくれる人が側にいるって幸せです。

 

 

⑥ちょっとした買い物だって楽しくなっちゃう

学生カップルだとなおさら感じられるかもしれません。当時は私たちも学生だったので、スーパーでただ買い物するだけでも、外国で一緒に暮らしているような気分になり、すごく楽しかったです!二人で洗濯したり自炊したりするのも嬉しかった。 

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イースター島に行く前、買い込んだ食料(主にお菓子)

 

 

⑦長距離移動のバスや列車で隣の席を気にしなくてよい

これ。地味なんですが、個人的にはかなりデカい。

実際に海外旅行をした方は想像がつくかもしれませんが、国によってバスや列車内のマナーや文化や常識って本当に違うんですよね。インドの夜行列車で隣の家族連れがリンゴ剥き始めたところまではよかったのですが、お鍋作り始めちゃったときにはもう笑うしかなかった。自分の中の当たり前は、当たり前ではないと感じた瞬間でした。

何を始め出すかわからない人が隣に座ると、おちおち寝ることもできません。

しかし、隣が彼氏だったらガン寝。安心してガン寝。

ちなみに彼氏もガン寝。よってオマーンでスリに遭う。

 

 

 

カップルで世界一周するデメリット

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①人との出会いが少ない

男女が二人で行動していると、新婚旅行と思われたりして、周りのバックパッカーは遠慮して声をかけづらいみたいです。これは非常にもったいなかった。

バックパッカーの醍醐味は「人との出会い」だと思っています。 

自分と異なる価値観を持つ人と、人生や夢について、若く尖った自分なりの言葉でとことん語り合う時間。ゲストハウスの屋上で、みんなでお酒飲みながら、ときどき星を眺めながら、泣いたり笑ったりしながら、朝まで語り合う。そんな時間が、 旅を豊かにする。自分を豊かにする。大げさかもしれないけど、私はそう感じました。

 

 

②バックパッカーの経験値となるような、いい意味での苦労や困難が減る

苦労や困難に直面し、乗り越えることで人ってたくましく成長できると思うんです。

そんな苦労や困難を、一人で乗り越えるのと二人で乗り越えるのとでは経験値が格段に違ってきます。私の場合、彼のほうがバックパッカーの先輩だったので、特に旅の前半部分で彼を頼り過ぎてしまった。

一人になってからは困難の連続でした。でも毎日が濃くて楽しくて、ああ私生きてる!って感じてた。

 

 

③汚いところまで見えてしまう。そう、うんちの色までも。

前述の通りです。

 

 

④行きたいところ、やりたいこと、食い違うことも?

人生で、世界一周というイベントはそうそうあるもんじゃない。

後悔しないよう行きたいところややりたいことを考えていくと、もちろん二人の意見が合わないこともあります。無理に合わせようとすると、絶対うまくいかない。ゆる〜く考えて別行動したらいいんじゃないかって思います。

 

 

⑤世界一周を超える思い出をつくるのが難しい

現在、彼と付き合い始めて6年が経とうとしていますが、 未だに世界一周を超える思い出はないと思います。これからも難しそう。旅する結婚式が実現できたら超えられるかなあ……ぐふふ

 

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⑥そもそも親の説得に時間がかかる

最初に親に「世界一周したい」と言った時は猛反対されました。 

父からすれば、一人で行かせるのは嫌だ。彼氏と行かせるのはもっと嫌だ。(笑)

勝手にバイトの量を増やして、休学しようとして、そんな勝手な私に両親は何も言わなくなった。いつしか「順調に資金は貯まっているのか」って聞いてきたり、毎日お弁当作ってくれたり。 今でも心から感謝してます!ありがとう!

 

 

⑦別れたいと思っても、え、別れづらい・・・

私は(今のところ)別れることなく仲良くやっていますが、もし別れるようなことになったら、あのときの素敵な世界一周の思い出は一生後悔してもしきれない辛い思い出になるのかもしれません。

それに、もし恋人から「元カレと世界一周したんだ」なんて言われたらなかなか重い。私だったらドン引きです。 

 

 

 

 

以上ですかね!

 

一概にオススメはできませんが、

大好きな人と一世一代のアクション起こして死ぬほど楽しかった。

 

 

おわり。