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まなぞうドットコムです。

化粧の思い出

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美容部員やってたくせに、

私は百貨店やデパートの化粧品売り場に近づけない。

 

普段ゴリラのような顔してゴリラゴリラと呼ばれながらジャージで仕事してるゴリラが立ち入ってはいけない気がしてならないのだ。

 

なんなんだ、あの禁断の花園感は。

そして私の中に生まれるこの敗北感は一体。

私に、美を追求する覚悟が足りないというのか。

「女」が足りないというのかーー・・・!!!!

 

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化粧をするようになったきっかけ

どうでもいいと思うが、私の化粧デビューはわりかし遅めだと思う。

中学・高校と陸上部で、走ることと食べることにしか興味がなかった私。

周りの女の子たちが化粧を覚えてどんどん可愛くなっていく一方で、まだ化粧っ気のないあどけない自分は、それが一番自分のキャラに合っていると思い込んでた。

 

こうして自他共に認める芋女となったわけですが、困ったことに大学で大所帯のストリートダンスサークルに入ってしまった。

おしゃれでイケイケな連中の中に、「ダンスがしたいです!」と乗り込む陸上部のジャージ姿の残念な女。それが私だった。当時、黒髪ショート(おしゃれじゃないやつ)にすっぴんで、生かすも殺すも素材次第な容姿をしていた。と思う。

 

そこで、ダンスとともに上達したのが化粧だった。

イベント前はいつも、サークルの同期の子に笑われながらも化粧をしてもらい、自分の顔が変わるのが嬉しくて、自分でも練習するようになった。

だんだん化粧が好きになって、ついに外資コスメの美容部員としてバイトすることにした。そこで私はさらに綺麗におめかしして、お客様に化粧のアドバイスをしたり、過去の私のような芋娘に羨望の眼差しで見られる、はずだった。

 

なんか思ってたのと違う。

美容部員は、新商品を売り出すために自らその商品を使ってPRする、というのが基本。毎月多くの新作が入荷し、容姿端麗な美容部員がそれを使うと本当にうっとりするほど綺麗で、中でもとびっきりの美人な先輩が使用した商品は飛ぶように売れた。

ピンク、コーラルオレンジ、真紅・・・

どれもキラキラ輝いていて、それを見てときめく私はやっぱり女の子なんだなって思った。

 

「あなたはコレをお願いね。」

美しい店長から笑顔で渡されたのは、茶色も茶色、まっ茶色のルージュだった。

 

なんじゃこりゃ。

ベッタリと唇に塗ってみた。

似合っているといえば似合っている・・・のか???

でもなんか・・・なんだか・・・・

全っ然ときめかないんですけど。

 

 

初日の勤務を終えた。

帰りの電車に揺られながら、窓に映る自分の姿。

爆笑モンだった。笑

 

それ以降、私は青のリップや真っ赤なアイラインなど、トリッキーな新色が入るたびにそれらを渡され、いつしかトリッキー担当になった。

 

イジメとかそういのではなくて(だと信じてる)、単純にみんなの中でいちばん似合っちゃったというか、マシだったんだと思う。ちなみに1個も売れなかった。

大学卒業とともに美容部員も卒業。ベースメイクを学べた事はよかった。

あと化粧より香水の方が好きになったし、なんなら化粧なんかしないほうがいいなって思うようになった。

 

今でも、街中で茶色のルージュをつけている女性を見かけることがある。

みんな素敵で、セクシーで、とても似合っている。

化粧は奥が深い。

やっぱりまだまだ、私にはよくわからない。

 

今日もほとんどすっぴんで過ごす芋女でした。